辻中歯科・矯正歯科副院長・歯科衛生士

池田貴久子

デンタルエステの目的と本質

デンタルエステを始めるきっかけ

私が大切にしているのは、「自分がやりたいから」ではなく、患者さんが抱えている不調に寄り添うことです。最近寝不足だとか、目の下の血流が悪い気がするとか、そういった体の不調を患者さんが訴えた時に、口の周りの筋肉や顔面の筋肉、舌の奥の筋肉まで全身につながっていることを思い出します。そこで、「ここをマッサージしたら気持ちいいかもしれない」と感じたところから、私のアプローチは始まりました。

千里丘辻中歯科・矯正歯科のデンタルエステとは?

池田 副院長

美意識の高い人が受ける“キラキラしたエステ”ではありません。

リラックスしたい、唾液の質を良くしたい、筋肉を緩めたい──そんな目的で来られる方が多く、医療としてのアプローチを大切にしています。例えば、リップエステも「どうすれば血色が良くなるか」という視点から考えています。

寝たきりの患者さんの場合、亡くなる前には口の中の温度が急激に下がることがあります。
「どうすれば温度を上げられるだろう」と考えた時に行きついたのが、唾液腺のマッサージやリンパのマッサージでした。ここを触ると血流が良くなる、ここを流すと引き締まる、ここを鍛えると筋トレになる──そんな学びを積み重ねてきました。

池田 副院長

私のマッサージは、一般的なエステの流れとは少し違うかもしれません。

美容の世界ではこう流す、医療ではこう流す──その違いを、教科書だけでなく、エステティシャンや口腔外科の先生、専門書などから学び、実践してきました。だからこそ「この人のマッサージは少し変わっている」と思われるかもしれませんが、すべては患者さんの体のために必要な流れだと考えています。

今後の千里丘辻中歯科・矯正歯科の診療について

そして、この良さを後輩の歯科衛生士たちにも伝えていきたいと思っています。私が学んだことを後輩に伝え、後輩が患者さんに伝え、さらにその下の世代へとつながっていく。辻中で大切にしている「顕微鏡で菌を見る」「菌を理解して予防する」という考え方も、同じように受け継いでいってほしいと思っています。
私はこれからも新しい発見をし続けたいし、「こんな良いことがあったよ」と仲間に共有しながら、より良い予防やケアを広げていきたい。そんな気持ちで日々の診療に向き合っています。

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